アゲハ幼虫
裏庭にアゲハ蝶が毎年やって来ます。
柑橘系の植物を植えたら産卵するんじゃないかと、最初は山椒の木を植えていました。
期待通り山椒に幼虫が付いて、蛹にまでなった個体もいました。
ですが、幼虫の食欲に山椒の葉が追い付かず、そのあとは丸坊主になった山椒が残るだけになってしまいました。
山椒の数を増やしてみたりしましたが、葉が茂るスピードより幼虫の食欲の方が勝ってあまりうまくいきませんでした。
他の柑橘系の植物を考えていた時に、ヘンルーダの事を知って導入しました。
ヘンルーダはミカン科の低木でハーブの一種です。
アゲハ幼虫の食欲に負けないくらい葉がどんどん茂ってくれて、たくさんの幼虫を養ってくれます。
ヘンルーダは別名「ルー」や「猫除け草」として、ホームセンターなどで売られています。
終齢幼虫は夕方から夜にかけて、蛹になるため「家出」します。なぜか育った場所で蛹にはなりません。
見つけた時は安全な場所に隔離して、羽化まで見守ります。